UZUZ Magazine #1218
もう焦らない!ドッグランでの「呼び戻し」成功率を劇的に上げるトリーツポーチ活用テクニック
ドッグランで夢中になって遊ぶ愛犬。その姿は微笑ましいけれど、「おいで!」と呼んでも全く聞こえないふり…。万が一の時に戻ってこないかも、とヒヤッとした経験はありませんか?
実は、その悩み、トリーツポーチの「使い方」を少し変えるだけで劇的に改善するかもしれません。愛犬が喜んであなたの元へ飛んでくる、魔法のような呼び戻しトレーニングをご紹介します。
Point 01
なぜ戻ってこない?『遊び>飼い主』の法則
愛犬が戻ってこないのは、あなたを無視しているわけではありません。単純に、他の犬と遊ぶことの方が「もっと楽しい」と感じているからです。
特に、呼び戻しが「楽しい時間の終わり(=リードをつけられて帰る)」の合図になってしまっていると、犬は戻るのをためらうようになります。
この力関係を逆転させることが、呼び戻し成功の鍵です。
Point 02
ステップ1:ポーチの中身を『特別』にする
まずは、トリーツポーチの中身を見直しましょう。普段あげているフードやおやつではなく、茹でたササミやチーズ、市販の特別なトリーツなど、愛犬が「これは何としても食べたい!」と思うような『一軍おやつ』を用意します。
この『特別なご褒美』は、呼び戻しの練習の時だけ使うようにするのがポイントです。
これにより、「飼い主さんの元へ行くと、最高に美味しいものがもらえる」という強い動機付けが生まれます。
Point 03
ステップ2:『戻っても終わらない』成功体験を積む
ドッグランで、愛犬が近くにいる時に名前を呼びます。戻ってきたら、ポーチから『特別なご褒美』をあげて、大げさなくらい褒めちぎりましょう。
そして、ここが最も重要なのですが、すぐに「よし、遊んでおいで!」と再び自由にしてあげます。
これを何度も繰り返すことで、愛犬は「呼ばれても遊びは終わらない。むしろ、戻ると良いことがある!」と学習し、呼び戻しが楽しいイベントに変わっていきます。
💡 この記事のまとめ
呼び戻しは、愛犬の命を守るための最も重要なトレーニングです。トリーツポーチと『特別なご褒美』は、その成功率を飛躍的に高めてくれます。
焦らず、遊びの延長として楽しみながら練習を重ねてみてください。愛犬があなたの呼びかけに喜んで応えてくれる、最高の信頼関係が築けるはずです。
この記事は役に立ちましたか?